前回のオーバーホール後、一晩オーバーフローのチェックをしていたキャブレターは
問題がなさそうで、取り付け作業に取り掛かれそうです。
では早速作業開始
◎現在チェックできているところ
・最初、燃料パイプ側から息を吹きこんで
キャブの角度を変えながら ある角度から吹き込めなくなる事を確認。
※いい方法じゃないのであんまり真似しないで下さいw
・燃料パイプにギュウギュウとガソリンを流しこんでいき、
1時間ほど放置して燃料漏れがない事を確認
・マニュアルに書いてあるように透明なチューブをドレンプラグ?に接続して
排出用のネジを緩めて油面のチェックを実施。
マニュアルと比較して特に問題がなさそう(絵と同じ感じになってる)なことを確認。
現在バイクはエンジンの掛からない状態なので
これ以上訳が分からなくならないように一つ一つのチェックを慎重にこなしていきます。
前回、ワイヤーが重かったので、アクセルワイヤーもマルッと交換です。
十分にグリスをさしたワイヤーを組み付けて動作も軽くなりました いい感じです。
キャブレターのクランプも2次エアーを吸わないように、しっかりと締め上げてOKです。
バッテリーも充電器で1週間かけてみっちり充電したものを接続します。
ここで、覚悟を決めて 深呼吸
ドキドキしながら起動スイッチを一気に押し込みます。
キュキュキュキュ! ん? キュキュキュキュ!
かからない! orz
もう一回!
キュキュキュキュ! ん? キュキュキュキュ!
このへんでだいぶ焦りだしました。 セルは元気なんだけどな???
バイク屋に引き取りに来てもらおうか?なんて事が頭を過ぎります。
ちょっと 落ち着くために サイダーを飲みました。
んーー わからん。
一度キャブをエンジンから浮かせて、ドレンプラグを緩めて
ドレン部分まで燃料が来てるかチェックしますが、来てません!!!!
燃料ポンプが壊れてる?!
と、ここで とある重大な事実に気づきました。
燃料を燃料ポンプに繋いでいない! (上の写真参照w)
これは無理、絶対かからん。
早速燃料を接続して、再度始動。
キュキュキュキュ!(汗) キュキュキュキュ!(大汗) キュキュブォキュ!!(望)
そしえて 最後に ズモォモォモォ という音と共にエンジン起動です!
やった~ ついにかかったよ~! 涙が出そう~
キャブを外して色々触りまくったので念のため同調を取っておきます。
おーぉー 同調ずれとるわい
このへんは前回成功しているので ササッ と同調をとって満足!
ん~ いつになく 軽やかなエンジン音。 アイドリングも安定しています。
600回転ぐらい迄に落としても問題なく回っています。
ココからは、もぉ 慣れた組み立てで
ザクザクザクと組み立てて 一丁上がりです。
この後、小一時間程 近所をグルグル走ってガソリン入れてきましたが
前回薄目にセッティングしたのから比べて 少し濃い目になってる感じがします。
ただ、変な感じに濃くなってるわけではなく、低速が力強くなってる感じです。
気になっていた、アイドリングのユラギも解消して凄く安定しています。
ヤッパリ スロージェットは上手く機能していなかったようですね。
安いパーツなので、気になる方は ザクっと交換してしまうと幸せになるかもしれませんね。
ひょっとすると、詰まっていた(予想)スロージェットが働き始めた分
パイロットジェットをまた もう少し薄目 にしてもいいのかもしれませんが、
とりあえず今年の夏はコレで色々な所にいって調子を見てみます。
大分キャブの整備が楽しくなってきて自信が付いてきました。
さてさて、でもこれからのシーズンは走るぞ~!!