先日、同調用のバキュームゲージも買ってしまったので
イヨイヨ本当にバイクのキャブレターを外したり付け直したりしますよ~
去年購入した中古のキャブを一生懸命OHしましたのでコレをZZRに組み付けてみます。
その前になぜキャブを弄りたいのか?作業の目的についてまとめておきます。
・アイドリング時にアイドリングが上がったり下がったりなんか落ち着かない時がある。
・燃調が明らかに濃い。(すすが出る、山を登ると途中息継ぎする、夏になるとドゥルドゥルという音になる)
・アイドリング時になんか排ガス?生ガス?臭い
・外から見てもなんだか汚れていて中が相当汚さそう(イメージ)。
・調整の観点から自分でいじれるようにしておきたい。
という目的があります。
別に新しくキャブを買わなくても、今のキャブをドォリャーとはずしていじってもいいのですが
現状動いているキャブは戻せるように保険に取っておきたいじゃないですか?(ビビリなので)
ということで、本日キャブの交換作業開始です。
まず、タンクとエアクリーナーを外します。
●タンクの外し方
・ボルトを4本外します。
・燃料コックをOFFにして、下のパイプを外します。
・センサのコネクタを外します。
その後、変な姿勢にならないように気をつけてタンクを持ち上げて安全な場所に移動します。
※腰のためです
●エアクリーナーの外し方
・手前のインナーカウルを外します(ネジ4本、サイドのボルト2本)
・ひたすらエアクリーナーのボトルを外します。
・蓋をとって、中のスポンジ等すべて排除し、またボルトを外します。(隠し穴のボルトも忘れずに)
・ドレンを合計3本と排ガス?の戻りパイプを抜きます。
※サイドのボルト(六角の奴)
※やたらボルトの多いエアクリボックス
※隠し穴結構 固いので気合入れて取ります
※写真で黒っぽく写ってるボルトを2本
その後、気合をいれて手前(タンク側)から上に持ち上げるように車体から剥がします。
ここまで出来るとすでにキャブが見えています。(慣れると15分程度で作業できますよ)
※最初やるときはホントにここかな?とかやりますので1時間程時間を見積もったほうが吉
ここから私は未知の領域ですがトライです。
外す対象を認識する為にキャブに繋がっているケーブル等チェックします。
※輸出先の国によって結構違うのでココはそれぞれ観察が必要です。
私はなんとなくココでちょっと嫌な予感が走りましたが、気にしないでおきます。
最初に外せそうなのは、チョークのケーブルだったのでまずこいつを外してあげました。
次に、下の燃料ポンプに繋がっているケーブルも外せそうなので外しました。
結果⇒燃料がドボドボこぼれました。
燃料の入れ物を用意して直ぐ受け止める準備をしてやって下さい。
他はキャブを動かさないとどうにも手が入りそうになかったので
イヨイヨ、インシュレータのバンドを外しにかかります。さすがに緊張しますね。
※15cm~20cmのプラスドライバを用意しておいたほうがいいです。
ちょっと緩めればいいかと思っていたのですが、間違いでした。
ネジが外れない範囲でなるべく緩くしてあげてください、でないとキャブが抜けません。
緩めた後、緊張しながらグリグリとキャブを動かして引っこ抜きます。
下から上に持ち上げるようにテコのようにするとポロっととれました。
この状態になると、キャブの下の部分に
二箇所繋がっているラジエターパイプが外せますので外します。緑の液体が出てくるので注意
残るは、アクセルワイヤ2本ですがこいつが中々強敵でした。
まず、ハンドルのスロットルをバラしてワイヤをフリーにしないとダメみたいなのでこちらもバラします。
それでも、ワイヤの部分が下になっていて外せないので、キャブをオリャと一回転ひっくり返します。
結果⇒キャブ内の燃料がさっき外した燃料ケーブルからドボドボこぼれました。
ココも注意が必要でした。
ひっくり返すと幾分か作業しやすくなり、なんとかケーブルを外すことが出来ました。
この作業の中で、2本のケーブルをまとめているクリップが逃亡(どっかに飛んでいき)しました。
これでやっとキャブが自由になって外れました。
で、 ん? なんか用意したキャブと雰囲気違うような・・・・・・・
※外したキャブ なんだ?手前のザクのヒートパイプみたいなのは?
※用意していたキャブ
orz 明らかに違う! どうも出荷国が違うみたいですね。。。
まっ ま 気にしない、気にしない・・・・・ 気になる。
まぁどっちにしろ、用意したものはそのまま付きそうにないので
元から付いていたものを再度点検しますか。
ここで、逃げるように家族で 好み焼き屋さんへお昼を食べに行き
ビールを飲んで2時間程頭をひやしました。
昼からの部に続く