先日キャブのお掃除の話で どうやって洗ったかはメモしたのですが
どうやって組み立てたかあまりメモってなくて忘れそうなので追加メモします。
先ずは、ダイヤフラムを丁寧に外してダイヤフラムの破けをチェックしました。
とりあえず、破けは無さそう。
キャブ本体側のお掃除をしてピカピカにしておきます。
次に、ダイヤフラムに刺さっている メインジェットニードル をピカピカにします。
説明書には、点検を行い磨耗している場合は交換する と書かれています。
が、しかし、 こんな細い針 磨耗してるかどうかわからん! のでとりあえずこのまま使います。
この針(ニードル)も実は1,4気筒と2,3気筒でものが違いますので注意します。
今度はジェット類、フロートを外しにかかります。
フロートは同じ場所に戻したいので、マジックで番号を書いておきました。
フロートの部分は金属の曲がり具合でオーバーフローを調整しているので
結構繊細に出来ています、外すときに曲げてしまわないように気をつけました。
綺麗に掃除して元通りに組み付けます。
次に洗ったスロージェットを先に組み立てて見ます。
ばねを入れるとなんとなくそれっぽい部品に見えてきます。
ばねの先にOリングが入りますが、
コレがプラスチック化してて全くダメっぽいので交換しました。
いったん奥まで締めこんで、説明書通り2回転戻しました。
ドイツモデルは1回転5/8らしいですね。モデルによって違いがあるようです。
※サービスマニュアル17-8補足 燃料系 を参照
見ての通り、Oリングが破綻していますので交換です。
左が旧、右が新
このパーツ、注文しようとすると
D型からはassy扱いになってて上の金属パーツも含めて注文になります、めちゃ高!
Oリングがダメなだけでそんな~ と思って調べてみたら
C型のパーツリストではOリングのみでも単体販売されていました。
C型のパーツとして取り寄せて難を逃れました。
以前に買った、ZZRカスタム&メンテナンス という本に
D型、C型両方のパーツリストが掲載されているのですが、これが役に立ちました。
交換前はスポッとパーツが抜けましたが、
Oリングを交換するとギュムという感じで抵抗があります、ヨシヨシ。
順番にパーツを丁寧に組みつけていきます。
特にメインジェットは先にも書きましたが気筒によって異なりますので注意が必要です。
若干穴の大きさが違いますがわかりますかね?w
わからなくても大丈夫です。横に型番がちゃんと小さく書いてありますから。
外側気筒が160、内側気筒が158だそうです。これもモデルによって違います。
組みあがったら 油面のチェックをします。
といっても 本当は 燃料レベルゲージで測るのが正しいのでしょうが
んなものは持ってませんので、物差片手に測定を行います。
一応サービスマニュアルにもこの方法は載ってるので
まぁイイのでしょう マニュアルには 13±2mm になる様にしろと書かれています。
測定したところ ぴったり 13mm! イイじゃないですか!
横から見ても全気筒分そろっていて すがすがしい!
ここまで終わればあとは、最後のOリングを交換して、フロート室のカバーを取り付けて完成!
バイク本体の作業はそうは行かないですが、この作業は家の中でも出来るので
プラモデルみたいで中々楽しいですね。
まぁ とりあえず オーバーホール(O/H)したけどちゃんと動作するかは別問題。
取り付けて試してみないとですね。
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